エルデネバト首相は先週末農業地帯へ出張した
エルデネバト首相は先週末農業地帯へ出張した
エルデネバト首相は先週末農業地帯へ出張した。全国合わせて46万ヘクタールの面積で穀物と野菜類の農作業が行われている。首相はトゥブ県、ダルハン・ウール県、セレンゲ県での農作業の過程を視察し、農家の話を聞いた。トゥブ県の県知事サランゲレルさんの話によると今年は9万3千ヘクタールで穀物を栽培する予定で、現時点での進行度は50%だそうだ。6千5百ヘクタールでジャガイモ、900ヘクタール余りで野菜類、7百ヘクタールで肥料用植物が栽培されている。エルデネバト首相は「日本企業からモンゴル種のジャガイモを購入したいとの発注があった。2回に分けて、サンプルを送ったところ、結果は合格だった。農家はジャガイモと野菜類の品質を重視し、消費者の需要に合った商品を生産すべきだ。」と話していた。次はダルハン・ウール県で農作業を行っているガザル・ウグージ社の春まきの様子を視察した。この会社は7千3百ヘクタールの土地を所有しているが、4千5百ヘクタールで小麦を栽培する予定である。現在、80%進んでいると社長のアリウンボルドさんが報告した。この会社は2012年から技術更新をし、小麦、そばなどを交代で栽培しているとのことだ。今回は特に土壌問題が取り上げられ、所有している土地で専門的な検査をしてもらい、不足しているミネラルで肥やす、土地を交代で耕作していると話していた。エルデネバト首相は「土壌ケアーにおいて中国と協力する。土壌ケアー、検査の共同研究所を設けることとなった。」と話していた。ダルハン・ウール県知事は「今年は16100ヘクタールで穀物を栽培するが、進行度は75%である。6月はじめまでには農作業が終わる。」と報告した。
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